医療法人いちえ会　伊月病院様の導入事例

最初は、小規模事業所用の給与ソフトを使用していましたが、法人が大きくなるにつれ機能的に不安が生じてきたため、奉行シリーズのご提案を受け導入を進めました。
事業所とスタッフ数もかなり増加していたことから、人事奉行も併用することで、労務管理が格段に良くなりました。勤怠管理システムの連携に関しても、元々給与システムは給与奉行21を使用していましたので、給与奉行i8への移行は、スムーズに行っていただけました。

勤怠管理をシステム化したことで、紙でのやり取りが最小限に抑えられました。
また、事業所ごとや職種ごとの複雑な勤怠も細かく仕分けて作り込むことで、導入前の準備には手間と時間を要しましたが、導入後はスムーズに給与システムにデータを読み込むことが可能となりました。
とりわけ看護職員の複雑な勤怠を電子カルテシステムの看護支援ソフトと連動させることで、看護部長を悩ませていた厚生支局への報告様式作成も簡単に仕上げることが出来るようになったことは大きなメリットでした。
各施設で休暇の届出や打刻の修正が行えるようになったことで、病院事務部に任せきりだった各部門長が、自部署のスタッフの勤怠をしっかりと把握し、勤怠管理の大変さと大切さを身にしみて理解してくれましたし、昨今の「働き方改革」に繋がる時間外削減のための業務改善や、人員配置や定数までも意識してくれるようになりました。

病院事務部の作業負担の軽減化が図れたので時間的な余裕が出来たことと、しっかりとした勤怠管理が可能となったことで、時間有給休暇の導入に着手することができました。当初は、有給休暇は１日もしくは半日単位での取得だったため、１時間単位で取得できる時間有給休暇の導入は多くの職員に大変喜ばれ、有給休暇取得率のアップにも少なからず貢献できていると感じています。
また、同じ奉行シリーズの「メンタルヘルスケアクラウド」の利用も開始し、毎年１回のストレスチェックを紙からWeb受検に切り替え、毎年ストレスチェックにかかっていた手間を大幅に削減する事ができました。

サポートもしっかりとしていただけており、給与振込が指定日に間に合わないかもしれないという事態が発生したときも、わざわざ当方へ訪問して直接対応していただいたので事なきを得ました。
タイムレコーダーが故障した時も、素早く代替え機の手配を行っていただきましたし、勤怠データを上書きしてしまい過去データがおかしくなってしまった時も、分析・調査から、元に戻す方法を指南していただきました。本当に、顔面蒼白のピンチを何度も救っていただき、「神様、仏様、担当様」と唱えるぐらい、ご担当者様には足を向けては寝られないほどお世話になっています。（笑）