製品およびサポート導入の背景・目的
(導入前の運用と課題)
当社では先端産業に対応する特殊空調設備(クリーンルーム等)においてはトップクラスの技術を持ち、化学・製薬・食品関係各社を中心に設計施工を行っています。その屋台骨を支えるバックオフィスのシステムとして長期間、オフコン「ハイパー」を利用して会計処理・販売仕入管理・原価管理を行っていました。オフコン時代の古いシステムであった為、未だにテープデバイスでのバックアップが必要などと、既にハード交換部品の提供が終了しており、システムの故障などに対応し難くなっていることが当社の不安材料でした。
先行して会計処理を旧システムから弥生会計へ移行していたこともあり、販売仕入管理システムの選定にあたり、連携が可能でありそうな弥生販売プロフェッショナルを第一候補に挙げておりました。
そこで地元で運用相談やサポートが可能な会社を探していたところ、弥生ホームページに「弥生塾認定会社一覧」から(株)ナイスシステムを見つけ弥生販売の導入相談に乗っていただけないか連絡を取りました。直ぐに返信があり、ご担当の方が弥生認定インストラクターでかつシステムに精通していらっしゃる方であったので、私は旧システムから打ち出した帳票類の資料を持って早速相談に伺いました。
打合せをすると課題点が浮き彫りになり、ナイスシステムの方から「一度御社にお伺いして、会計の御担当者様も交えて打合せ出来ないか?」と打診されました。
その方が会社全体の業務フローを把握して頂いてより的確なアドバイスをいただけるのでは。と考え今度は当社にお越し頂くことになりました。
会計責任者、営業責任者、私とナイスシステムご担当者を交えまして、システム選定に必要な業務フローの内容をお話すると、当社の課題は会計データから販売データへの連携の点ではなく、販売仕入管理と原価管理を一つのソフトで出来るシステムが当社には必要だということを教えて頂けました。
ナイスシステムの御担当者は弥生認定インストラクターの資格の他に「レッツ原価管理Go!」の認定インストラクターの資格者でもあり、その場ですぐにソフトのデモストレーションを行って頂きました。
そのおかけで当社の責任者達は必要なシステムは弥生販売ではなく、原価管理が可能なレッツ原価管理Go!であることを認識できましたので、今まで時間の掛かっていたシステムの選定が、ここに来てようやく前に進むことが出来ました。