社会福祉法人
徳島市身体障害者連合会様の導入事例

PCA社会福祉法人会計V5

インストール/マスター項目設定/操作指導

スタンドアロン 

社会福祉法人 徳島市身体障害者連合会

所在地: 〒770-0851 徳島市徳島町城内2-1 徳島市社会福祉センター1F
TEL: 088-623-3065
業種:

福祉

事業内容: ・身体障害者の自立の促進に関する事業
・身体障害者の福祉の増進に関する事業
・身体障害の発生の原因及びその予防についての
 調査研究に関する事業
・身体障害者のスポーツ振興に関する事業
・徳島市肢体障害者会
・徳島市視力障害者会
・徳島市聴力障害者会及び市内の行政区単位として
 設立された身体障害者会の指導育成に関する事業
・機関紙の発行 等
 身体障害者が健康で文化的な生活を営むことができることに寄与することを目的として活動しており、身体障害者の更生を援助し、その更生のために必要な保護を行うとともに、身体障害者の福祉を増進するための諸事業を実施されています。

製品およびサポート導入の背景・目的
(導入前の運用と課題)

 当法人は1982年4月1日より財団法人として設立・活動を行っており、「公益法人制度(特例民法法人が公益法人・一般法人のいずれかへの移行もしくは解散)(2008年12月1日~2013年11月30日)」において、法人として行う事業は社会的意義が非常に高いため、公益法人への移行に向けて各方面より準備をすすめておりました。公益法人への移行にあたり、徳島県・徳島市と幾度かの折衝を重ねるうちに法人の行う事業性から「社会福祉法人への法人変更」の要請をうけて、従来より財団法人として活動しておりましたが、2013年4月1日より社会福祉法人として新たにスタートを切ることとなりました。

 当初、公益法人への移行をすすめるにあたり、制度上重要な位置付けのひとつである「会計」について、従来より手書きでの会計処理(単式簿記)を行っており、公益法人会計基準で要請される財務諸表形式も踏襲出来ていない状態でした。
 会計基準を採用し、複式簿記で日常業務を行うとすれば、会計ソフトを入れて運用しないと無理だろうなと思い、公益法人制度に関するセミナー案内をいただいておりましたナイスシステムさんに相談に乗っていただくことにしました。2009年5月頃でした。

 実際にナイスシステムさんの本社社屋に訪問させていただき、「法人における現在の会計業務状況」「公益法人移行に対する進捗度」等をお話し相談させていただきました。現状業務改善の的確なアドバイスと訪問した当日にもかかわらずナイスシステムの御担当の方が、導入・運用におけるスケジュール案を既に検討していただいており、「ここに任せれば大丈夫!」と手応えを感じ、会計実務支援・会計ソフト導入運用支援をお願いすることになりました。

製品及びサポート導入後の効果

 公益法人会計ソフト導入後は、ソフトのオペレーションのみならす、仕訳方法から丁寧に教えて頂き、公益法人会計に対して見識の浅かった当時の当法人の業務に大いに役立ちました。
 決算時期においては、現預金の帳簿・実査残高突合せ作業から公益法人会計基準に準じた貸借対照表・正味財産増減計算書・財産目録・収支計算書の整合性確認まで作業協力をいただき、決算作業をスムーズに行うことが出来ました。

 また、当時公益法人への移行認定に向けて各方面より情報を集めておりましたが、なかなかまとまった情報が入らない中、ナイスシステムの担当者の方主宰で公益法人制度・公益への移行認定にかかる諸手続きに関しての勉強会も行っていただき、当法人内で主要職員へ公益法人制度概要を理解する大きなきっかけとなりました。
 当法人は公益法人への移行認定において徳島県への提出となるため、移行認定につき徳島県庁所管課へ個別相談に出向く際にも、公益法人制度について詳しいナイスシステムの方がご同行いただき、当法人のフォローをしていただきました。
 冒頭にもお話しさせていただきましたが、移行認定の検討が進む中で徳島県・徳島市との協議の中で「財団法人を解散し、社会福祉法人への移行」要請をうけ、2011年より準備を開始し、2013年4月1日より社会福祉法人として新たにスタートを切ることとなりました。

社会福祉法人設立にあたり、社会福祉法人運営に詳しい会計事務所様にコンサルティングに入っていただき、設立にあたって必要になる社会福祉法人会計基準に準じた会計体系を指導いただき、PCA社会福祉法人会計ソフトへの事業区分・サービス区分・拠点区分・勘定科目等のマスター設定をナイスシステム様に行っていただきました。
 PCA社会福祉法人会計については、PCA公益法人会計ソフトと同じような入力インターフェースであったため、操作に戸惑うことはなくスムーズに導入を行うことが出来ました。
 
 導入当初は2拠点で事業を運営しているにもかかわらず、社会福祉法人会計スタンドアロン版1台分のみの運用方法でしたので、仕訳入力の為だけに拠点から本部へ担当者が来て入力作業をして帰るという状態が続いており、なんとか時間も労力も掛けなくて済む方法がないのかと模索していたところ、ナイスシステムの担当者さんから、各拠点から日々の仕訳入力をし、決算処理の時期に仕訳の合算する方法を教えて頂きました。
 この方法なら大きな設備投資をすることもなく、もう1台分のソフトを購入するのみで運用でき、かなりの時間と労力を省くことが出来ましたので、大助かりでした。

 その後も平成27年度(予算)からの新会計基準に対応する為、また内部取引消去処理の行う為に最新版ソフトへのバージョンアップ作業などもナイスシステム担当さんにお願いし、今のところ順調に会計ソフトの運用が出来ています。

今後の展望

 就労を希望する障害者に対し、一定の期間、生産活動などの機会の提供を通じて、就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスに従事しておりますが、今以上にきめ細かな支援とサービスを就労者に提供出来るよう日々邁進中です。
 その一環として社会福祉法人の新会計基準を適用しつつ、より透明性の高い法人運営が必要と感じています。
 新会計基準適用にあたり、不明な部分が出て来た際は、またナイスシステム担当さんにアドバイスをお願いしようかと思っています。

≪経理ご担当者様 談≫

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