製品およびサポート導入の背景・目的
(導入前の運用と課題)
私どもは高松港から約20分と、アクセスも便利で大変景色のよいのどかな人口180人の女木島で年間観光客7万5千人~16万人が訪れる観光案内施設等を運営しておりますNPO法人です。
平成26年度までは、香川県と高松市から委託された業務を運営しており、予算剰余の年度は全額返還する法人税の申請を要しない税法上の実費弁償の適用を受け、県民税均等割、市民税均等割控除等の適用で非課税での会計処理を行っていました。
しかし、27年度からは、県外や海外から訪れる観光客に非営利事業のほかにレストラン・お土産・レンタサイクルなど収益性にある課税対象事業も含む会計処理をする必要性が出てきました。
そこで今までやっていたエクセルでの帳簿管理から、会計ソフトの導入を検討するため、また改正NPO法について勉強するため、試しにソリマチ(株)主催の会計実務講習会に参加してみました。その会計講習会で講師をされていた方が(株)ナイスシステムのお方で、講義の内容も分かり易く、またNPO法人会計基準に大変精通していらっしゃる方でしたので、「なるほど、改正NPO法とはこういうものか。これなら会計ソフトが必要になるだろう。」と改めてそこで感じました。
それから数カ月たった後、いざ『ソリマチ会計王16NPO法人スタイル』を購入し、マニュアルを読みながら手繰りで入力を始めてみたものの、今までやったことのない操作ばかりでとてもとても決算書まで作成出来る自信が持てませんでした。
そこで思い出したのが会計講習会のときに個別指導にも来て頂けると聞いていたので、(株)ナイスシステムへ連絡すると、「ソリマチレスキュー王の価格で個別訪問指導の支援にお伺いする」とのことでした。今まで作成していた貸借対照表と活動計算書がはたして本当に会計ソフトで作成できるのかと、その時点ではまだ不安もありましたね。