「バックアップ」は万が一の保険です。
バックアップ(backup) とは、コンピュータシステムで主にデータやシステムの状態を複製し、問題発生時の復旧(リストア)に備えることを意味します。
ほとんどの業務ソフトウェアは、業務終了時に「バックアップ」を行うかどうか確認してきます。
また、上記以外でも、どこかのタイミングで「バックアップ」を実行していると思いますが・・・。
その「バックアップ」本当に「バックアップ」ですか?
ある日
ソフトウェアのバージョンアップ作業で、初めてお伺いするお客様先での出来事です。
新しいソフトをインストールし、データをコンバート、お客様といっしょにデータ確認作業をして
問題なし。
最後に
私:「バックアップ」はどこにしますか?
お客様:表示されているところ(初期値でPC内のハードディスク)でいいですよ。
私: ・・・(苦笑)。
バックアップはパソコン本体以外に
PC1台で運用している一般的な業務ソフトウェアの初期設定では、パソコン内のCドライブにバックアップされることが多く見受けられます。
けど、よく考えてみてください。
なんらかの事情で、パソコンのディスクが破損した場合、当然、その「バックアップ」も失うことになります。
業務ソフトウェアに蓄積しているデータは、会社の資産ですし、皆さんの日常の作業、いわば日々の努力の積み重ねともいえます。
「バックアップ」は万が一の保険です。
今の「バックアップ」の指定している保存場所は、どこになっていますか?
今一度ご確認を。