いまさらですが、サブスクリプションって何ですか?
サブスクリプションって何?
そもそもサブスクリプションって何?と思った方もいることでしょう。元々は「定期購読」という意味で、消費者が製品やサービスを購入するために一括でお金を支払うのではなく、それを一定期間利用できる「権利」に対してお金を支払うビジネスモデルのこと指すケースが増えています。
今までなら、マイホームやマイカーをローンなど組んで購入し、それらを自分のものとして所有していました。しかし、これからは所有することなく、毎月お金を払って利用だけをする。それがサブスクリプション型のサービスです。
あるテレビCMでも、
「そのお考えお古いかと・・・」などと、所有することが少々古くさいと感じられるほど、サブスクリプション型のサービスが身近なところまで浸透してきています。音楽配信サービスをはじめ、サプリメントなども定額2,980円で25種類の人気サプリメントの中から希望の4種を毎月送ってもらうサブスクリプション型のサービスがなどもあります。あの国内最大手の自動車メーカーでさえサブスクリプション型のサービスを提供し始めています。
たとえば、自動車サブスクのメリットを挙げると
(1)頭金なし、任意保険からメンテナンス費用までコミコミの月々定額だから、スタート時にまとまった資金が必要がない
(2)任意保険の契約までWEBで一括契約。定期メンテナンスの管理もお任せで、手間ひまがかからない
(3)幾年か毎に新車の乗り換えか返却かを選択できるので、転勤などのライフステージに沿ったカーライフが楽しめる
(4)メンテナンスも正規販売店で受けることができるため最新装備の車を安心・安全に楽しめる
といった数多くの恩恵を受けることが出来るのです。
これからも、利用した分だけのお金を支払うサブスクリプション型のサービスがどんどん増えていくことでしょう。その流れがもうオフィス内で利用する製品やサービスにまで浸透してきています。
そして、ITに関するクラウドサービスもサブスクリプション型サービスの一つといえます。
クラウド型のサービスの多くは、月額もしくは年額での契約となり、初期投資などのまとまった費用が一切かからないのです。
バックオフィス向け業務クラウドサービスの老舗
たとえば、会計・給与ソフトでおなじみのPCAクラウドなら、買い取り型とクラウド型の両方を選択することが出来ます。
買い取り型なら、
サーバー費用150万円、ネットワーク版のソフトウェア費用83万円(3cal)、年間保守料金5年間で42万円と初期費用だけで約275万円、さらに将来のバージョンアップ費用を含めると320万円近くの費用が必要になります。
一方、クラウド型なら、
(1)サーバーの購入費用が必要ない
(2)プログラムメンテナンス料金が含まれている(常に最新状態で使える)
(3)電話・リモートサポートを受ける権利が含まれている
(4)法改正や消費税率の改正による、将来のバージョンアップ費用も含まれている
といった具合に数多くのメリットを受けつつ、月額3万円(3ユーザー)で使いつづけることができるのです。
こんなメリットも!アップサイジング・ダウンサイジング
しかし、サブスクリプション型のサービスのメリットはこんなところにもあります。それは、アップサイジング・ダウンサイジングが簡単にできること!
その理由として、仮に100人が使うサービスを買い取りで購入してしまうと、そのサービスを100人で使おうと50人で使おうと、100人分の費用が必ず掛かります。しかしサブスクリプション型のサービスでは、
「今は閑散期だから、50人のサービスに切り替えよう」
「将来、事業計画で従業員が増えていくから、1年後には150人のサービスに切り替え可能なサービスを今のうちから選んでおこう。」
といった具合に、その時の事業規模に応じて、適正な費用負担を選択できるメリットが、実は一番大きいのではないかと思います。今の時代、継続中の事業があっという間に陳腐化したり、また新しい事業が一気に加速して大きくなったりといったことが頻繁に起こるため、小回りの利くコスト負担方法を今のうちから選んでおくことをお勧めします。
ひとくくりにクラウドと言われても、世の中には数多くのサービスがあるため、なかなか選ぶことが難しくなっています。そんな数多くあるクラウドサービスの中から最適なサービスを選び、最大限の活用を実現するためのお手伝いを私たちは行っています。お困りの事業者の方は、下記窓口からお問い合わせください。
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