Microsoftの製品サポートとは
Microsoftが提供しているサポートは2種類
「Windows7のサポートが終了した」ことはよく耳にすると思いますが、そのサポートにも種類があることはご存知でしょうか。
よく耳にするサポートの終了は延長サポートの終了を指していることがほとんどではないでしょうか。
メインストリームサポートは発売日から最低5年、延長サポートはメインストリームサポート終了から最低5年と決められています。
それぞれのサポートで受けられる範囲も異なります。
シャットダウン時に更新がかかる「更新プログラム」はセキュリティ更新や脆弱性の修正のために当たっていることもあります。
パソコンを閉じるときや起動するときに長いなと感じるときは、ほとんどがこのプログラムの更新です。
そのままWindows7を使用すると
延長サポートが終了したままのOSだと上記のようなサポートを受けられないため、とても危険な状態で使用していることになります。
ネットワークやUSBメモリからマルウェアに感染してしまうと、不正操作や情報漏洩にも繋がります。
マルウェアとは悪意のあるソフトウェアやコードのことです。
マルウェアにも様々な種類があります。
これらに感染することで、自社に被害が出るほか、お客様の情報を流出させたり、別のパソコンへ攻撃してしまう加害者となってしまうこともあります。
これを防ぐためには、パソコンをネットワークに繋がない状態で使用するしかありません。
使用するUSBメモリなどを限定することで、さらに安全に使用することができます。
Windows7を使い続けるには・・・
Windows7のパソコンでもネットワークに繋いで使用したい場合は、さらに延長サポートを受けられるWindows7 Extended Security Updateという有償サポートに入る必要があります。
Windows7のパソコン1台ごとに加入が必要となります。
3年後の2023年までサポートを受けることができますが、個人ユーザー向けのWindows7 Home BasicやWindows7 Home Premiumは非対象です。
1年ごとに1台当たりの価格も倍になるため、費用を考えた時に新しいOSを検討してもいいかもしれません。