クラウド化するメリットって何?~「人」と「人」がつながる事で生産性を向上~
以前のブログではクラウドの概要と、コストダウンについて掘り下げたご説明をしておりましたが、今回はもう一つのメリットである『バリューアップ』の「人」と「人」がつながるという事について、もう少し掘り下げてご説明をいたします。
システムのクラウド化により、「遠隔拠点や他店舗の人」とつながる事、「さまざまな専門家」とつながる事ができます。
具体的な例といたしましては、下記のようなものがあります。
「遠隔拠点や他店舗の人」とつながる
離れた場所からも同じシステムを操作する事ができますので、他の拠点(店舗)の担当者と複数名で業務を分散する事ができ、生産性が向上します。
・ある拠点(店舗)の業務が立て込んでいるので、他拠点(他店舗)の人が応援に入る
・ある拠点(店舗)の担当者が休んだ為、急きょ他拠点(他店舗)の人が業務の代行を行う
というように、離れた場所からでも業務の助け合いができるようになりますので、
「期限が迫っている業務がたくさんあって、この人数ではとても間に合わない・・・」
「どうしても今日行わなければいけない業務があるのに、仕事を休まなければならなくなった。でも同じ拠点(店舗)内にその業務をできる人がいない・・・」
こういった問題も解決する事ができ、生産性の向上につながります。
また、各拠点(店舗)の情報をリアルタイムで把握する事ができますので、
・現時点の収入額や支出額を把握したい
・A店の商品の受発注状況を把握したい
・各店の勤怠状況(残業状況など)を確認したい
など、管理職の方やその業務の管理を行っている方が知りたい情報を、すぐに知る事ができ、経営判断に必要な数字をリアルタイムに把握する事が可能になります。
「さまざまな専門家」とつながる
税理士や会計士、社労士、銀行の融資担当など、様々な専門家とリアルタイムにデータ共有が可能になる為、チェック待ちなどによるタイムロスがなくなるほか、コミュニケーションが円滑になります。
・毎月、税理士や会計士、社労士に提出する帳票類を持って行ったり、取りに来てもらう手間がなくなる
紙ではなくデータで提出されている場合も、汎用データ(csvデータ)に出力をして送付をする手間がなくなり、ログインしてもらうだけでデータをすぐに見てもらう事ができる
・同じシステムを操作できる為、税理士や会計士、社労士に直接データを触ってもらう事ができる
・税理士や会計士、社労士側にとっても、紙で受け取った内容のデータ入力や、汎用データ(csvデータ)の受け入れの手間が省け、お客様のデータをリアルタイムで確認する事もできる
上記のような事が可能になり、手間の短縮やタイムロスがなくなる為、双方にメリットがございます。
2020年4月から「働き方改革関連法案」が中小企業にも適用されます。
働き方改革に対応する為には、『生産性の向上』と『業務の効率化』が必要になってまいります。
今回はクラウドシステムを活用した『生産性の向上』についてご説明しましたが、『業務の効率化』についてはまた後日ご説明いたします。
働き方改革への対応にお困りの方は当社へご相談ください。御社の生産性の向上につながるシステムのご提案から導入作業、操作のご説明まで当社がお力になります。
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