クラウドサービスでアプリを作成してみました!
以前、ノーコード開発・ローコード開発についてご紹介しました。
今回、あるクラウドサービスを使ってアプリを作成してみました。
作成・利用してみて感じたことを挙げていきます。
コーディングできなくてもアプリが作成できる
コーディング未経験の方でもアプリが作成できます。
本来ならコーディングでフォームを作成しますが、ドラッグ&ドロップで配置できるため1行もコードを書けない方でもきちんと動作するアプリが作成できます。
紙のやりとりが無くなる
クラウドサービスのため、アプリ内で入力した内容は蓄積されていきます。
社内で管理しているExcelと違いクラウド上のデータが正となるため、どのExcelフォームが最新だったか、二重登録のようなミスは防げまず。
またローカルにデータが溜まらないため、PCの容量を圧迫しないことと入力者以外も登録内容をリアルタイムで確認できます。
時間・場所を問わず利用できる
PCでの利用はもちろん、スマートフォンでも登録・確認は可能です。
社内に戻らないとできない事務作業、出先で急に発生した作業も、予め外で利用することを想定したアプリを作成しているとPCと変わらない間隔で利用できます。
リアルタイムでデータが共有されるので、離れた人ともスムーズにやりとりができます。
簡単に視覚化できる
蓄積されたデータを簡単にグラフにすることができます。
登録画面は入力者が入力しやすいように作成し、蓄積されたデータは確認したい方が必要な情報を棒グラフや円グラフで表示させます。
蓄積されたデータからしか視覚化できないため、確認したい資料からイメージしてアプリを作成すると入力者も確認者も満足できるアプリを作成することができます。
スマートフォンでもグラフ資料が確認できるため、社内にいなくても確認できます。
アプリ作成に時間がかからない
1アプリが30分~1時間で作成できます。
これまで疑問に感じていた作業も、少しの時間でアプリ化することですぐに効果を感じることができます。
手直しや新たな要望の修正もすぐに反映させることができます。
アプリ間で容易に連携できる
アプリの設計方法にもよりますが、簡単にアプリ間でデータを共有することができます。
1つのデータに対して、社員情報、会社情報、得意先といった情報を紐づけることで、1アプリの1データから別アプリの詳細データまで簡単に飛ぶことができます。
社外でミスがわかり、クラウドのデータを追いかけてすぐに社内、社外に電話やメールといったことも可能です。
まとめ
フルスクラッチの開発と比べると、圧倒的に作成に対するハードルが低いです。
本来なら要件をまとめて仕様を固めて開発に着手しますが、要望が頭にある状態で仕様を考えながら開発ができるためいきなりアプリ作成から入ることができます。
フルスクラッチの場合は形にするまでお客様と認識の相違があるかがわかりませんが、今回のようなクラウドサービスでアプリが作成できると要望を聞いてすぐに形にできるため、お客様もイメージが掴みやすくすぐに修正もできます。
求めている機能・規模にもよりますが、利用する場所を間違えなければかなりパフォーマンスの高い開発ツールです。