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弥生Nextと26シリーズの違いと今後の対応

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弥生シリーズを利用している企業の中には、
「弥生Nextとは何か?」「現在使っている26シリーズはいつまで使えるのか?」
「今すぐ乗り換える必要があるのか?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

近年、弥生株式会社ではクラウドサービスである「弥生Next」を中心とした展開が進められており、従来のインストール型ソフトとの違いや今後の方向性に注目が集まっています。

結論として、現時点ですぐに移行が必要なケースは多くありませんが、
今後を見据えると移行を前提とした検討は避けて通れない状況になりつつあります。

目次[非表示]

  1. 1.弥生Nextとは
    1. 1.1.弥生Nextの主な製品
  2. 2.26シリーズとは
    1. 2.1.弥生26シリーズの主な製品
  3. 3.弥生Nextと26シリーズの違い
  4. 4.26シリーズを使い続けるメリット・デメリット
    1. 4.1.メリット
    2. 4.2.デメリット
  5. 5.弥生製品サポート終了による移行スケジュール
    1. 5.1.移行スケジュール
    2. 5.2.いつまでにどのような判断が必要か
  6. 6.まとめ

弥生Nextとは

弥生Nextとは、弥生株式会社が提供するクラウド型の業務ソフトシリーズです。
インターネット環境があればどこからでも利用でき、インストール型ソフトのようなバージョンアップ作業も不要で、常に最新の状態で利用できるのが特徴です。

また、銀行明細や請求書データの連携など、クラウドならではの機能により、経理業務や販売管理業務の効率化を実現します。

さらに弥生Nextは、会計や給与といったバックオフィス業務をサービス同士でシームレスに連携させ、業務全体の効率化を目指したサービスとして位置づけられています。

弥生株式会社「弥生Next【公式】」

弥生Nextの主な製品

♦弥生会計Next

日々の仕訳入力や決算書作成などの会計業務に対応したソフトです。
銀行明細や各種取引データの自動取得・自動仕訳により、記帳業務の効率化を実現します。
また、請求書発行や経費精算などの関連業務とも連携し、バックオフィス業務全体の効率化を支援します。

弥生株式会社「弥生会計Next【公式】」

♦弥生給与Next

給与計算や年末調整などの給与業務を管理できるソフトです。
勤怠情報と連携した自動計算や、法令改正への自動対応により、業務負担の軽減とミス防止を実現します。
また、年末調整や労務手続きとも連携し、バックオフィス業務全体の効率化を支援します。

弥生株式会社「弥生給与Next【公式】」


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26シリーズとは

弥生26シリーズは、これまで多くの企業で利用されてきたインストール型(デスクトップ型)の業務ソフトです。
パソコンにソフトをインストールして使用する形式で、オフライン環境でも利用できる点が特徴です。
長年利用しているユーザーも多く、これまでの操作に慣れている方にとっては引き続き使いやすいシリーズとなっています。

弥生株式会社「弥生26シリーズ【公式】」

弥生26シリーズの主な製品

♦弥生会計 26

日々の仕訳入力から決算書作成まで対応した会計ソフトです。
長年多くの企業で利用されており、従来の業務フローに沿って安定した運用が可能です。

弥生株式会社「弥生会計26【公式】」


弥生販売 26

見積・受注・売上・請求などの販売管理業務を一元管理できるソフトです。販売データをまとめて管理でき、業務効率化につながります。

弥生株式会社「弥生販売26【公式】」

♦やよいの青色申告 26

個人事業主向けの会計ソフトで、青色申告決算書や確定申告書の作成に対応しています。簿記の知識が少ない方でも使いやすい設計が特徴です。

弥生株式会社「やよいの青色申告26【公式】」

♦やよいの見積・納品・請求書 26

見積書・納品書・請求書を簡単に作成できるソフトです。書類作成を効率化したい個人事業主や小規模事業者に多く利用されています。

弥生株式会社「やよいの見積・納品・請求書26【公式】」

弥生Nextと26シリーズの違い

弥生Nextと弥生26シリーズの主な違いについて整理しました。
提供形態や運用方法など、重要なポイントを一覧でご確認いただけます。

項目

弥生Next

26シリーズ

提供形態

クラウド

インストール型(パッケージ型)

利用環境

ブラウザで利用

インストールしたPCのみ

データ管理

クラウド上で自動保存・共有可能

ローカル保存

(バックアップは手動)

アップデート

自動

手動

法改正対応

自動反映

バージョンアップで対応

初期設定

比較的簡単

PCごとに
インストール・設定が必要

外部連携

銀行・証憑・他クラウドと
連携しやすい

制限あり

コスト構造

サブスク(月額・年額)

買い切り + 保守契約

向いている企業

テレワーク

複数人運用

効率化重視

既存運用重視

シンプルな単独利用

26シリーズを使い続けるメリット・デメリット

ここまで弥生Nextと26シリーズの違いを見てきましたが、
「では実際に26シリーズを使い続けるべきか?」という点について、メリット・デメリットの両面から整理します。

メリット

① 操作に慣れており、教育コストがかからない

長年利用している企業が多く、担当者が操作に慣れているケースがほとんどです。
そのため、新たな操作習得の必要がなく、日々の業務をこれまで通りスムーズに進めることができます。

② 既存の業務フローをそのまま維持できる

現在の運用(入力方法・帳票の出力・データ管理など)を変える必要がないため、
業務フローの見直しや社内調整といった手間が発生しません。

③ オフライン環境でも利用可能

インストール型のため、インターネット環境に依存せず利用できます。
セキュリティポリシー上クラウド利用が制限されている企業にとってはメリットとなります。

④ 一時的なコストを抑えられる

すぐにクラウドへ移行しないことで、導入費用や移行作業にかかるコストを先送りできます。
短期的なコスト負担を抑えたい場合には有効です。

デメリット

① 今後のサポート・制度対応への不安

弥生は今後、弥生Nextを中心とした展開を進めていく方針です。
そのため、26シリーズについては将来的にサポート縮小や制度改正への対応が遅れる、もしくは対応対象外となる可能性があります。

② 法改正・機能アップデートへの対応が限定的

クラウド型と異なり、自動アップデートではないため、制度改正への対応や新機能の利用にはバージョンアップが必要になります。
結果として、対応の手間やタイムラグが発生する可能性があります。

③ 複数人・複数拠点での運用に制約がある

基本的に利用環境が特定のPCに依存するため、テレワークや拠点間でのリアルタイム共有には不向きです。現代の働き方にはやや適応しづらい側面があります。

④ 将来的に移行対応が“急務”になる可能性

現在は利用できていても、サポート終了や制度変更のタイミングで、急いでクラウドへ移行しなければならない状況になる可能性があります。
その場合、十分な検討や準備ができないまま移行するリスクがあります。

弥生製品サポート終了による移行スケジュール

弥生株式会社では、クラウドサービスである「弥生Next」を中心とした展開が進められており、
今後は従来シリーズの位置づけも変化していくと考えられます。

その中で、「弥生給与」および「やよいの給与計算」については、
今後サポート終了が予定されており、後継として弥生給与 Nextへの移行が必要と案内されています。

そのため、該当製品をご利用中の場合は、これまでと同様の運用を継続することが難しくなる可能性があります。

移行スケジュール

実際の移行スケジュールは、以下の通りです。

出典:弥生株式会社「弥生給与Next 移行支援ガイド」

※お客様のあんしん保守サポートの終了日により異なります。(詳細はこちら

上記の通り、サポート終了の時期や移行推奨期間が示されており、いつまでに対応が必要かが明確になっています。
特に、あんしん保守の提供終了以降は、制度改正への対応やサポートが受けられなくなる可能性があるため注意が必要です。

いつまでにどのような判断が必要か

弥生Nextへの移行にあたっては、「いつまでに移行するか」と「移行するかどうか」を早めに判断することが重要です。
特に弥生給与およびやよいの給与計算については、サポート終了のスケジュールが示されているため、それに間に合う形での対応が求められます。

目安としては、

  • サポート終了の半年前までに移行方針を決定
  • 次回の給与処理までに移行完了

といったスケジュールでの対応が現実的です。

移行にはデータ移行や操作の習得など一定の準備が必要となるため、
直前での対応ではなく、余裕をもって検討を進めることが重要です。

まとめ

弥生Nextは今後の主軸となるサービスであり、従来の26シリーズは、今後の動向を踏まえて利用を検討していく段階に入っています。

特に「弥生給与」および「やよいの給与計算」については、すでにサポート終了と移行の方向性が示されており、利用中の場合は早めの対応が求められます。

移行はすぐに必要なものではないケースもありますが、期限直前での対応は負担やリスクが大きくなるため、余裕をもったスケジュールで検討・準備を進めることが重要です。

自社の状況に合わせて、適切なタイミングで判断を行い、計画的に弥生Nextへの移行を進めていきましょう。

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