2021年10月1日より適格請求書発行事業者の登録申請が始まりました!~e-Taxで申請する場合~
ついに、インボイス制度の適格請求書発行事業者の登録申請が始まりました。締切は2023年3月31日とまだまだ先の話ですが、面倒なことは、忘れないうちにさっさと済ませてしまいたいですよね。
それではと・・・・申請用紙を準備して、提出して・・・・と。面倒な作業が待っています。しかし、実はパソコンやスマホで、簡単に申請が行えます。
今回は、パソコンやスマホを利用した申請方法のメリットと、その申請の前提となるe-Taxについてご説明させていただきます。
パソコン・スマホでの申請メリット
紙ベースでの申請に比べて、関係各所への連絡や、書類の保存が不要になるなど、
自社だけにとどまらず、取引先に対してのメリットもあります。
具体的には・・・・
■申請者のメリット
・登録通知が早く受け取れる!
税務署における登録とほぼ同時に受け取れます。
・紛失リスクがない!
登録通知は、メッセージボックス内に保管されるため書面のように紛失リスクがありません (1,900日間保存)。
・取引先への連絡が便利!
メールに登録通知のデータを添付して取引先に連絡することもできます。
■関与税理士のメリット
・税理士にもお知らせが届く!
・事前にメールアドレスを登録しておけば、関与先の登録通知があったことをメールで関与税理士にもお知らせします。
■取引先のメリット
・書面保存が不要!登録通知を電子データで受領することで書面保管が不要です。
・真正性の確認が可能!登録通知の電子データに税務署による認証を付しているため、e-Tax ソフト又はe-Taxソフト(WEB版) を利用すれば、税務署が作成した改ざんのないデータであることが確認できます。
パソコン・スマホでの申請準備
○電子証明書(マイナンバーカード等)
○利用者識別番号等(※)
※「e-Taxソフト(WEB版)」で簡単に取得することができます。
利用者識別番号等をお持ちでない方は、次のリンク先から、
「初めてe-Taxを利用される方へ」を選択して、番号を取得してください。
※尚、「環境チェック」というものがあり、エッジを利用している場合でも、
Chrome拡張機能のインストールが必要になりますので、画面の指示に従ってください。
「e-Taxソフト(WEB版)」はこちらから
準備が出来たら早速申請をしてみましょう
まずは、手続きのマニュアルがありますので、ご確認ください。
「適格請求書発行事業者の登録申請データ作成マニュアル」~e-Taxソフト(WEB版)ver~
マニュアルにしたがって、次のリンク先より今度はログインして申請を行ってください。
「e-Taxソフト(WEB版)」ログインはこちらから
まとめ
e-Taxを利用することにより、以下のような恩恵が受けられます。
今回の申請時に登録したのですから、是非活用してみてください。
●自宅からネットで申告
税務署に行かなくても、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、自宅からネットで提出(送信)できます。
●添付書類の提出省略
生命保険料控除の証明書などは、その記載内容(生命保険会社などの名称、支払金額等)を入力して送信することにより、提出又は提示を省略することができます(法定申告期限から5年間、税務署から書類の提出又は提示を求められることがあります。)。
なお、マイナンバーに関する本人確認書類についても、e-Taxで送信すれば提示又は写しの提出が不要です。
●還付がスピーディー
自宅や税理士事務所からe-Taxで提出された還付申告は3週間程度で処理しています
●24時間受付
月曜日から金曜日は24時間e-Taxの利用が可能です。なお、毎月の最終土曜日及び翌日の日曜日については、8時30分から24時までe-Taxの利用が可能です(休祝日及び12月29日から1月3日を除きます。)。
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