Windows10サポート終了とWindows11発表
Windows10のサポート終了が公表され、さらには2021年6月25日にWindows11が正式に発表されました。マイクロソフトは、Windows10が最後のアップグレードと発表していましたが、舌の根も乾かぬうちに新作を発表する事になり、話が違うと思っている方も多いと思います。
Windows10サポート終了とWindows11の登場で今後どのような対応が必要になってくるのかご紹介させていただこうと思います。
Windows10はいつまで使える?
まずWindows 10がいつまで使用できるかですがメインストリームのサポート期間が2020年10月13日まで、延長サポート期間が2025年10月14日までとなっております。
※今までと同じく機能更新のアップデートは行わないと2025年10月14日までのサポートが受けれなくなる点は注意が必要です。
いずれにしても、現在ご利用中の、会計・給与・販売・仕入などの業務ソフトの対応も必要になってくると思われるため、早めに検討し対応する必要があります。
Windows11はいつから使える?
気になるWindows11の発売ですが2021年7月時点の情報では、年末あたりまでには発売されると予想されています。
Windows10のサポート終了は2025年となりますのですぐに入れ替えといった必要はありませんがやはり、現在使用している業務ソフトのOS対応については注意を払っておく必要がありそうですね。
また、Windows10ユーザーのWindows11への無償アップデートができるようですが、現在ご利用中のパソコンスペックがWindows11の要件を満たしている必要があります。一時期、マイクロソフトのHPで、Windows11に対応できるかのチェックツールが公開されていましたが、現在では閉鎖されています。Windows11の対応要件は、最終行に【ご参考】に記載しましたので、興味のある方はご確認下さい。
今後も、情報収集はしっかりしていただいて、早めの対策を取る必要がありそうです。
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ソフトウェアメーカーの対応
Windows11の発表があったばかりでソフトウェアメーカーからは、明確な情報は発表されておりません。これまでOSのバージョンアップと同様に、業務ソフトについてもバージョンアップが必要になると思われます。
現在、インターネットに接続して業務ソフトを利用できるクラウドタイプに移行されるケースが良くあります。利用料金に今回のようなOS対応費用が含まれるので突然の出費等になやまされることもなくなります。
また、最近では買取型ではなくクラウドやオンプレなどもサブスクリプション型を提供しているメーカーが増えてきています。新OSへの対応も買取型とサブスクリプション型で違いが出てくることも考えられますのでフトウェアメーカーの動向が気になるところです。
※ソフトウェアメーカーの対応は、メーカー毎に異なりますので、ご確認の上、ご検討下さい。
最後に
カスタイマイズ製品を使用しておりOS対応に莫大な費用が掛かってしまう、新OS対応を機に他社ソフトへの移行を考えている、などございましたら弊社ではデータ移行作業を承っております。Windows10サポート終了は4年後にはなりますが製品の選定、データ移行に係るデータ変換など事前に準備しておかないといけないことが多くあり、時間と費用が必要です。
お早めに、製品の選定、データ移行などでお悩みの場合は弊社にご相談ください。
【ご参考】
Windows 11の現在のシステム要件は、1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64ビットCPUだと説明されています。また、4GB以上のRAM(コンピュータの作業領域)と64GB以上のストレージ(OSやアプリケーションの保存場所)が必要です。また、9インチ以上かつ720p解像度以上のディスプレイも必要です。さらにMicrosoftアカウントやインターネット接続も必要となります。 一番わかりにくいのは、バージョン2.0のTPM(Trusted Platform Module)というシステム要件です。
いずれにしても、Windows10が動作しているパソコンであれば、ほぼ問題なく対応できそうですが、最終的には、パソコンの購入業者にご確認をお願いします。
業務ソフトで利用しているパソコンで、セキュリティの観点からインターネット接続されていないお客様は、問題が生じる可能性があるため、今後、注意が必要です。
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