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弥生25シリーズ(仮称)以降のデータコンバートが2世代前のみへ!必要な対応を解説

「弥生会計」や「やよいの青色申告」で有名な弥生株式会社が販売している弥生シリーズですが、2024年秋提供予定の弥生25シリーズ(仮称)以降、データコンバートが2世代間に限定される案内が弥生ホームページに掲載されています。

本記事では、この変更内容と変更に伴う対応について解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.弥生25シリーズ(仮称)の内容
  2. 2.必要な対応
    1. 2.1.弥生24シリーズへの移行
    2. 2.2.早期のデータコンバート
  3. 3.注意事項
  4. 4.最後に
  5. 5.関連記事


弥生25シリーズ(仮称)の内容

2024年7月現在、弥生製品(デスクトップソフト)は弥生24シリーズが発売されており、これまでは7世代前までデータコンバートする事ができていました。

これが弥生25シリーズ(仮称)からは2世代前からしかデータコンバートできなくなる、という仕様変更が予定されています。

データコンバートとは?

旧製品で入力していた事業所データを最新の製品で使うためには、コンバート(変換作業)が必要です。 データコンバートとは、旧製品から新製品へデータを移行する事をいいます。

例えば、弥生販売22をご利用中で弥生25シリーズ(仮称) を使用することになった場合、弥生25シリーズ(仮称) では2世代前より以前の弥生販売22を直接データコンバートすることはできません。

(例:弥生販売22をご利用中で弥生25シリーズ(仮称) を使用する場合)


データコンバート可能世代は弥生シリーズ23・24になります。


上記より、現在旧弥生製品を利用している方は、以下の対応をする必要があります。

必要な対応

弥生24シリーズへの移行

前述の通り、これまでの弥生シリーズは7世代前までデータコンバートする事ができていました。最新の弥生24シリーズにコンバート(変換)できる対象商品と製品バージョンはこちらです。


対象製品

コンバート(変換)対象の製品バージョン

弥生会計(やよいの青色申告)24

弥生会計(やよいの青色申告) 17 以降

弥生給与(やよいの給与計算)24  

弥生給与(やよいの給与計算) 23※

弥生販売24

弥生販売 17 以降

やよいの顧客管理24

やよいの顧客管理 17 以降

やよいの見積・納品・請求書24

やよいの見積・納品・請求書 17 以降

※「弥生給与(やよいの給与計算)」は引き続き1世代前の製品からのみデータコンバートが可能です。

弥生22~17シリーズをご利用中の方は、弥生24シリーズへデータコンバートすることが可能です。

(例)弥生販売22をご利用中で弥生販売24へデータコンバートする場合



では、弥生17シリーズより以前のバージョンをご利用の方はどうすればよいのでしょうか。以下対応が必要になります。

早期のデータコンバート

データコンバート可能世代より前の製品から移行したい場合は、一度データコンバート可能世代まで移行してから最新製品へコンバートをする必要があります。

弥生販売を例にしてみていきます。以下の表では、弥生販売シリーズのデータコンバート可能なバージョンをあらわしています。


弥生販売シリーズ

データコンバート可能なバージョン

弥生販売22

弥生販売15 〜 21

弥生販売23

弥生販売16 〜 22

弥生販売24

弥生販売17 〜 23


弥生販売22の場合、データコンバート可能なのは15~21バージョン、ということになります。では実際にデータコンバートする場合どのような作業工程になるかを、弥生販売15を例にしみていきます。


(例)弥生販売15を利用していた方が、弥生販売24へデータコンバートする場合


弥生25コンバート可能世代 例4


弥生販売24のデータコンバート可能なバージョンは、弥生販売17〜23なので、図のように段階的にデータコンバートしていきます。

  1. コンバート可能世代の弥生販売22へデータコンバートする
  2. 最新の弥生販売24へデータコンバートする

という流れになります。


注意事項

「弥生あんしん保守サポート」に未加入の方は、弥生製品の最新化が必要な時に、現在の入力データを引き継げない恐れがあります。 弥生製品の最新化が必要な時とは、以下のケースです。

  1. 法令改正の対応が必要な時
  2. 新機能・上位製品の機能を利用される時
  3. あんしん保守サポートを利用される時
  4. パソコンの買い替えが必要な時

弥生のあんしん保守サポート

参照:「弥生 25 シリーズ(仮称)」以降のデータコンバート(変換)対象バージョン変更のお知らせ


弥生24シリーズへバージョンアップしたタイミングで「弥生あんしん保守サポート」への加入をお勧め致します。


最後に

弥生25シリーズ(仮称)以降の変更と、その対応について解説しました。

弊社は弥生株式会社の認定パートナーであり、弥生旧製品からのデータコンバートをはじめ、製品の導入・操作指導等を行っております。データコンバートが不安な方や、弥生製品でお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。


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